お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

引っ越し

収入が減ったので、支出を減らそうと思って、一番大きな固定費である「家賃」に手を付けようかと。

とりあえず物件を見てみて、良いところがなかったら今のままでもいいし、とにかく見てみよう…ということで、行動開始。

6月19日、ネットで物件を見る。駐車場が2台駐車できるか明示してなくて分からなかったので、20件ほど一括で問い合わせ。

6月28日、7月1日、3日、6日と4店舗の不動産屋さんを回り、12件の内見をしました。

その中で35歳、夫婦二人暮らしの私が辿り着いた答え。

 

同じ地域で家賃を1万円下げようと思ったら、設備や建物の古さと折り合いをつけることになる

どこが妥協できるのか

【譲れない点】

・家賃を1万円下げること

・台所の換気扇が露出してないタイプがいい(プロペラの掃除したくない)

・お風呂とトイレにはちゃんと換気扇が欲しい(窓で換気は嫌)

・インターネットが光回線(プランの見直し面倒)

【妥協した点】

・2階以上(1階でも人目気にならないところある)

・照明付き(付いてない所が多かった)

・洗濯機置き場と洗面所の配置(隣同士がよかった)

・寝室の遮音性、遮光性(片頭痛時は音や光に過敏)

・収納力(今ある荷物をそのまま入れたかった)

【悩みどころ】

・更新料(うちの地域はかからないところが多いのであまりかけたくない)

・エアコン(追加で5~10万の出費はきつい)

・駐車場2台(近くに月極駐車場があればよい)

今住んでるところの条件の良さを痛感!!

 

それでも「ここにしようか」というところがあったので、契約前に一度主人を連れての内見の予約をしました。

主人は「自分は引っ越しの必要性を感じてないけど、アサヒがしたいならとりあえず見てみる」と。

なので私は「必要性はあるよ、支出を下げないと生活が苦しいから改善しないと。確かにここよりは落ちるけど、妥協も許せる範囲だし。何を心配してるの?」

と聞きました。すると主人は

「ここより住み心地が悪くならないか」

「それは見てみないと分からないね」

と、いうことで「とりあえず見てみないと」になったんだけど、実は主人は少し霊感みたいなものがありまして。神社とかお寺とかで「気分が悪い」と言ったことがあったので、もしかしたらそういう意味かもしれないです。

 

でもね、その夜、いつものように物件の検索してたんですが、なんかモヤモヤするんです。

初期費用が20万かかるとか、今より面積が狭くて収納が小さくなるから荷物の選択をしないといけないとか、そういうプレッシャーを感じてるな、とは思ってたんですが…

実は3つの物件が候補にあがっていて、

(1)今、予約を入れている「1万円削減の目標は達成できるし、初期費用も一番抑えられるし、今より古くて設備も悪くなるけど、譲れない点は守ってる物件」

(2)「設備は今と同じくらいだけど、エアコンがないし、5000円削減の物件」

(3)「設備や収納力は一番いいけど、3000円しか削減できないし、駐車場2台が縦列駐車の物件」

全部、「〇〇だけど〇〇な物件」なんです。

主人が「アサヒがしたいなら」と言ったけど、私は「したい」とは言わなかった。「しないと立ち行かなくなるでしょ」だった。

あれ、おかしいぞ。

私は仕事辞める時に「主人の稼ぐ力を信じる」と思ってたのに、いつの間にか「どうにかしなくちゃ」になってる。

 

そしてその翌日、私は失業給付を受けているので、職業訓練の説明会に行ったんです。

その中に「仕事に必要なビジネスマナーやパソコンのスキルを磨きつつ、その人の個性に即した人間力を高めることにより、営業、販売などの仕事に就くことを目的とした講座」がありました。

これだ!! と思いました。

そして担当者さんと色々お話をして、帰る頃にはもう講座に申し込む気持ちになっていました。

 

そうなんです。

物件にも「ここに住みたい!」が必要だったんです。

主人と結婚した時みたいに「この人とずっと一緒にいたい!」気持ちに何の迷いもない、障壁も何もない、そういうことが大事だったんです。

今まで見てきた物件に私が「住みたい!」と思える物件はありませんでした。

それが答えです。

家賃は下げたいし、初期費用は安く抑えたいし、更新料は払いたくないし、設備は今よりレベルを下げたくないし、エアコンと照明は付いててほしいし、駐車場は2台分ほしいし、収納力もほしいし、2階以上に住みたい。

サンルームやパントリーもついてたら嬉しい!

私は妥協しない!物件よ、そっちから来ーい!

きっと引っ越しするべき時が来たら、すんなりと良い物件に巡り合って、すんなりと決まっていくんだと思うんです。

またなんとかしようと焦ってしまいました。

これも気付きですね。