お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

休職中に読んだ本

(2019年7月18日更新)

「自分を知る」をやろうと決めて、それから2週間ほどのことを書こうと思います。

過呼吸による強制停止を受ける前に入れていた予定がいくつかあって、それがことごとく人に会う予定だったので、言える人には言える範囲で伝えました。

みんな『職場の横を通りかかったら、いつもあるはずの私の車がないから、どうしたのかなと思って』と聞いてくるので、意外と見てるんだなーと思いながら、話せる範囲で話しました。

みんな共感的で、否定的なことは言わず、親身になってくれたり、自分や家族に経験があるから分かるよと言ってくれたり、ただ「そうなのね」で終わらせてくれたり、優しかった。ありがたい。

 

週1で精神科に通って、先生に話を聞いてもらったり、2週間に1度の漢方内科の通院をして処方を変えてもらったりしたけど、それ以外のイレギュラーな通院も多かった。

急に腰と肩が痛くなって鍼治療を受けたり、急に銀歯が外れて歯医者さんに行ったり。

なんか体からの訴えのように感じた。

 

ネットばかりだったけど、この時期は本も読みました。

1.石井ゆかり『3年の星占い 2018-2020』

こちらは12星座ごとに1冊ずつ出ているので、自分の星座の本を読みました。(身バレを防ぐため、何座かは伏せておきます)

これを読むと、ちょうど今は『天王星』が次の星座に移動している時で、それは約8年ごとに行われ、12星座全てを1周するのに約84年かかるそう。

2010年~2019年の8年間、天王星は『人間関係が一度解体され、再構築される関係性』を意味している。私は2010年に結婚してる。結婚したことで、家族が増えたのはもちろんだが、実家との関係性も変わっただろう。それから友達との付き合い方も変わっていった。

2018年~2026年は、『経済的関係における自由、性的な解放』を意味している。性的な解放はもう起こっている。経済も仕事を辞めるのか続けるのかで揺らいでいる。

他にも1年を占いやすい木星や、2年半で移動する土星など、色んな惑星について書いてあったけど、私は天王星の動きに心が動きました。

私は占いは考え方の一つを提案するものだと思って参考にしている。『占いでこう言われたからこうする』ではなくて、世の中の見方には様々あって、歴史的に、政治的に、経済的に、と同様に、星回り的に、も存在すると思う。

占いは『今はこういう時期よ』ということを教えてくれると思う。こういうものに触れると「あぁ、今は経済や性についての課題に取り組む時期だからこんなにモヤモヤしたり悩んだりしてるんだな」と前向きに考えることができる。

 

2.池川明・長堀優『タマシイはひたすらびっくり体験とわくわくアイデアだけを求めてあなたにやって来た!』

以前、心屋さんが紹介していてずっと気になっていた本。

西洋医学の医師が語るタマシイの話。

私は高校生の時から、『こんなに辛いのに痛いのに、検査に引っかからないから「異常ありません」と言われてドクターショッピングを繰り返した』経験から、西洋医学の医師には話せることと話せないことがあると思ってきました。

だからまさか西洋医学の医師が「タマシイの世界アリだよね」なんて言うなんて信じられず。

でもこの人たちは実際にそういう場面を何度も見てきて、それを「ない」って言わなかった。二重スリットの実験や、脳波、素粒子を用いて科学的に説明することをやりながら、現場の看護師や子供達の話もしっかり聞いて、「それを否定する必要ある?」と言ってのける。

私達は何のために生まれてきたのか。それを『魂の成長』『情報の更新』と言っています。流産も死産も虐待も、障害も老いも、喜び、悲しみ、苦しみ、体を持って生まれてきたことでさえ、体を持たぬ魂にとっては『情報の更新』なんだそうです。

それでいうと、私は主人にとって格好の教材なんだろうな~と思いました。生き方も真逆、リアクションも真逆、「こんな人いるんだ」の教材。そして自分だったら感じない色んな感情を持つ私と接することで、「こんな感情がある」「こんな風に接する」ということを知って、『情報の更新』をしているのかもしれません。

 

3.大原扁理『なるべく働きたくない人のためのお金の話』

25歳から6年間、東京郊外の小さなアパートで隠居生活をしていた方のお金の本。基本的に週2で働き、年収100万円以下、社会との関わりを最小限にして、普通にハッピーに暮らしていた、その経済面の体験談が書いてあります。

東京と田舎では最低賃金も1.5倍ほど違うし、単純に比較はできないけど、生きていくためにはこの現代ではお金が必要であって、そこに真正面から取り組んでいる姿に感銘を受けました。

この本で書かれていることで一番大事なのは『自分はどう生きたいのか』であり、『お金はそれを実現するためのものにすぎない』ということだと思います。

それが「もうこんなに働きたくない」でもいいし「嫌なことはしたくない」でもいい。

『自分はどう生きたいのか』と『お金』と『働き方』について考えるきっかけになりました。