お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

夢や目標を心に据えて

6月の中頃、初めて仕事を休んだ時から半月経ちましたが、体調の悪さは継続しています。

6月で研修を終え、7月から独り立ちしたのですが、研修中とはランチの取り方や休憩の取り方が違っていたり分からないことばかりだし、チームに配属されたから、チームの先輩方とコミュニケーションを取っていこうとしても先輩たちはひっきりなしにガンガン電話取ってるので、話しかける暇さえない…

4月から一緒に研修を受けてきた同期たちも遠くの席になってしまったから話せる人もいないし…心細さでいっぱいです…

これでお客さまからのお電話があればまだいいんですが、今は閑散期なんでしょうか、それとも独り立ちした人が多いから人員が多めに配置されているのでしょうか、全然入電しない…

業務知識はまだまだなところも多いので、待機中はホームページなどで勉強をして、より分かりやすいご案内ができるように努めてはいるのですが、なにせ電話がかかってこなければそれを活かす機会もなく…実際に話さないと今まで練習してきたことを忘れてしまいそうです…

待機にしている間ずっとヘッドセットを着け、マスクも着けているので、耳が圧迫され、午後になると頭痛がしてきます。ずっとモニターを見ているので眼精疲労もきついです。

元々、体調が悪いのを、睡眠を多めに取ったり、食事に気を付けたり、薬の処方を変えてもらったりして、どうにか出社してきましたが、こうなってくるともう、いつ事切れてもおかしくありません。

スキルの高さが全く違うのでお門違いも甚だしいですが、バンバン電話取ってる先輩に囲まれた中でずっと待機して自習して誰とも話せず頭痛に耐えながら業務時間を終えていく。

何にもしてないのに体だけは疲労困憊。

帰宅したらすぐ布団になだれ込む日々の中で、いったい私は何の時間を過ごしているのか分からなくなりました。

4月や5月はあんなにやる気があって、仕事したり家事したり、人生を変えるための片づけをしたり、充実した日々を送っていたのに。

 

私は仕事は一つずつ順番にしかできません。同時進行は無理です。

あと、適度に仲間や上司と話せる環境が必要です。なぜなら一人で抱え込んでしまうから。誰かに確認せずにやってしまうと後から大変なことになってしまうこともあるからと思えば勇気を出して話しかけることができますが、毎回相当な勇気を出しているのでそれが続くと疲弊します。

だからといってしょっちゅう気遣われたり声をかけられたりするのも自分のペースが乱れるから嫌だし、結局は自分が一人でできるようになることを目指しているので、過剰なお世話は自立の邪魔になる。でも助けが必要な時はあるし、そのために気遣いしたりもする。頼られるのも嬉しい。お互い必要な時に接点があればそれでいい感じです。

でも今は誰の役にも立ってないし、私が誰かの助けを必要とすることはあっても誰からも頼られることはない。自分の相当な勇気を使って、相手のペースを崩すことばかりで、相手にはほとんど利益がないし、私も疲れる。

 

この職場に何をしに来たんだっけ?

そう思ったらまだ職業訓練に行っていた時のことを思い出した。

「電話という言葉だけで伝えなければいけない業務を通して、自分の言語能力を高めたい」そう思ってコールセンターでの仕事を選んだんだった。

 

これまで、片頭痛やうつなどと付き合いながら生きてきた。

やる気、行動力、考える力もある、努力もできるのに、体調に阻まれ、キャリアの蓄積もできなかった。

ずっと悔しかったし、でも一方で仕方ないと諦めてきた。

でも訓練で「これからは子育てしながら、介護しながら、病気を持ちながら、障害を持ちながら、色んな〇〇しながら、仕事をする時代」と言われて、なんか目の前が開けた気がした。

だってそれは私がずっと試行錯誤してきたこと。周りの人がこれから取り組むことを、私はもう20年も前から取り組んでいる。そこに私の経験が生きる道があるんじゃないか…そう思った。

それから以前からなんとなくしか知らなかったHSPという気質について勉強し始め、自分がHSPであり、その中でも、物事を深く考える、刺激に敏感という特性が強いことが分かった。Twitterを始めると、意外とHSPの人っているんだなということも分かったし、私と同じ悩みを持っている人もたくさんいることが分かった。

私は私と同じように生きづらさを感じている人たちの助けになりたい。

それは考え方でもあるし、行動でもあるし、生活習慣でもある。

同じHSPでもどの特性が強いのかなど、個人差があるようなので、私のやり方が絶対ではないけど、「こんな生き方もある」ということを伝えていければと思っています。

 

伝える方法がなぜ文章なのかというと、小6の頃から創作してきたし、頭に自然と浮かぶから。うつがひどかった時には自然発生した文章に責められることもあったくらい。

それで将来的には本を出したい。元書店員が本を書く側に(笑)

 

今日は一日「何の予定もない」という予定を入れている日。

自分だけの時間を持つことが私には必要なんです。

気が済むまで寝て、冷凍庫の食材を使いきるという名の断捨離をして、ご飯食べて、洗濯機回して、ブログ書いて。

電話かけるかもと言っていた伯母からの電話はなかった。

 

自由を満喫して、少しできた余白に、夢や目標が立つ。

やっぱり心や体や時間に余裕があることは大事だな。

夢や目標を心に据えて、目の前の仕事に取り組む。

やりたいことをやるには、できることを少しずつやっていくしかない。

少しずつしかできないけど、確実に進んでいる。

進む方向や今の立ち位置を定期的に確認しながら前に進む。

今日はそれを確認できた。