お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

夫婦関係の変化

私たち夫婦は結婚して10年になります。

仲良しですが、一時期セックスレスでした。

仲良しだけどセックスだけがない、夫が拒否するというパターンです。

と言っても全くないわけではありません。月に1回はあります。でもそれは全て私が誘わないと始まらないし、高確率で断られる極めて確率の低い1回です。

当時は、「不妊治療もうまくいかず、母にもなれない」「夫に求められることもなく、女として満たされることもない」そして何より「愛されない」「価値がない」という思いに苛まれ、私の精神はボロボロで、ついには過呼吸になり、仕事を辞めました。そこまで追い詰められたんです。

↓関連の過去ブログ貼っとくので、興味ある人は読んでね↓

↓1回目の過呼吸

↓2回目の過呼吸の後、休職中。「隙がなかった」ことに気付く。

↓退職後、また大きな気付き。

 ↓「セックスしなくても大丈夫かも」

↓子供を手放す

セックスから子供を手放すと、そこには愛と快楽しか残らない。

長年、排卵を意識したセックスをしてきたせいで、妊活を止めると決めてからも、ついついカレンダーを見てしまっていましたが、最近は純粋に体の求め、気持ちの求めるタイミングで誘うようになっていました。

もちろんこれまでのように断られることもありますが、自分が「したい」という気持ちのみで誘っているので、断られても「あぁ、あなたは『したい』じゃなかったのね、分かったわ」とまぁまぁすんなり諦めることができます。(そして一人で処理します)

 

そんな今年の梅雨。

主人は喘息持ちなので、毎年梅雨の時季はノーセックスで、私にはかなり辛い時季なんですが、実は私も毎年6月は心身の調子が悪いことが多く、今年は片頭痛と仕事への順応で特に悪い日々が続いていました。

二人で「悪いね、辛いね」と言い合いながら暮らしていたのですが、私が久しぶりに断捨離再開できた7/12(日)、主人が夕方なのに「これからのご予定は?」と聞いてきました。私は意味がよく分からず断捨離の続きすると答えました。

翌13日、夕方二人で買い物を済まして帰宅したとき、主人が「ホテル行きたかった」と言いました。「なぜこのタイミングでそんなことを?なぜ過去形?」と思いましたが、誘われた!と思って嬉しくなりました。

でもすぐに「普段誘わない人が言えたってことは、もう過去の気持ちだから言えた、つまり実際これから行きたいわけではない」ってことかも?と思いました。

いや待てよ、「普段誘わない人が『行きたい』と願望の形で言うのは抵抗や照れがあったから過去形でしか言えなかった、それでも伝えたかった、つまりめっちゃ行きたい」という可能性もある…

誘われ慣れてないので、結局よく分からなくなり、直接本人に聞きました。行きたいの方らしいです。でも「今日は喘息しんどかった」と買い物の時に言っていたし、梅雨の間はないものだと思っているので「じゃあ」ともなれず…そのうち「眠い」とか言い始めたので、結局行きませんでした。

 

私はあまりに珍しいことに動揺していました。というか、これを書いてる今もあれが何だったのかよく分かっていません。

でも、もしかしたら、私が思ってたより、主人は私のこと求めてるのかもしれない…

そう思わせるに足る出来事でした。

思い返してみれば、私が体調悪いからほとんど寝てるし、休みが合わないからランチにも誘えないし、主人の愛情表現をできる機会が少なくなっていたのかもしれません。

さっそく休みを合わせる提案をしたら、主人が私に合わせてくれることに。そんなに一緒にランチに行きたかったのね…

夫の愛を受け止めるのも妻の喜びだなと思いながら、これまでの紆余曲折に思いをはせました。