お金の不思議
10月に洗濯機を買ったのですが、
その支払いがクレジットカードで12月の頭なので、11月26日に引き落とし口座にお金を準備しました。金額は約10万円。
するとその夜、夫が「toto当たった」と。
サッカーの試合の勝ち負けを予想して、予想が全て当たれば1等、1試合だけ外せば2等…となり、当選金は当てた人数で割った金額になるので毎回変わるのだとか。
夫はこれを毎週1口買っていたらしく、以前も何千円か当てたことがありました。
「いくら当たったの?」と聞くと、「11万」と。
・・・。
ん・・・?
は・・・・・?
え!?
「11まん!!!???」
「www」←私の反応に満足したご様子(笑)
そうなんです。
10万円出て行った日に11万円入ってきたんです。
実は…10万円は私にとっては大きい金額。
出すのが怖くて怖くて…
でももう手洗い続けるのしんどいし、ないと困るし。
必要だから…でも…
購入まで2週間、ぐだぐだしていました。
でも、自宅周辺の電器店の値段を調査するために何店か回っていた中で実質9万円を切るという最安値に遭遇してしまい。
私は普段高い買い物をする時はすぐには買わずいったん帰宅し、吟味します。そして「買うぞ!」と決意してからまた来店するのです。
こんな見たその日に決断して買うなんて普段してないし、しかも出す金額が桁違うし。
もっと吟味に吟味を重ね、決心していざ勇ましく再来店するところを…
でも夫はここでいいんじゃない?って言うし。
確かに今まで何店か見てきた中で最安値だし。
価格ドットコムで見た値段とほとんど変わらないし。
この値段、今日までらしいし。
「じ…じゃあ買う…?」
私がそう言ったのでそういう方向で話が進み始め、下見の日と搬入の日を決め、ポイントの説明を聞き、商品券を貰い、クレカを切って、保証書の説明を聞き。
その間ずっと「高いよ?大丈夫?こんなすぐ決めていいの?」とぶつぶつ…
全てが終わって店を出て車に乗ってからもずっと「どうしよう、買っちゃったよ、大丈夫かな」って言ってて。
「コロナの給付金が〇万、通帳に〇万…足りる、大丈夫…」とお金の計算を何度もやって大丈夫だと頭では分かっているのに、どうしても不安で恐怖でたまらない。
ついには泣き出してしまいました。
そしたら夫が「まとめて払っただけと思ったらそんなもんじゃない?」と。
もし先代と同じように11年保てば1年で1万円の出費。標準的な使用年数7年だったとしても1年で1万4000円。だとしたら月1200円の出費。例えばコインランドリーで洗濯するとしたら月1200円では足りないし、洗濯に必要な機械の代金を数年分まとめて先払いしたと考えれば…
そうか…確かに…
そう思うとなぜか落ち着いてきて。
月1200円で便利さを買う。それをまとめて先払いしただけなんだ…まとまった額だから辛かっただけで、全然無理な金額ではなかったんだ…
そう納得できると、「便利さに感謝してお金を払おう」と思えるようになりました。
それから洗濯機を回す度に「便利に感謝」と思い、お金を準備した時は「お金が出て行ったと思わないで感謝して払おう」と思い、過ごしてきました。
そしたらお金出たら入ってきた。
なんかよく言われるお金の不思議さってこういうことなの?って本当に不思議な気持ちになりました。
それにこれは心屋さんのブログで読んだことなんですが、怖いって言いながら、お金なくなっちゃう足りなくなっちゃうって言いながら、ちゃんと支払えるんですよね。
つまり自分が支払える額でしかこういう事象は起こらないんです。
逆に言うと、私に来る試練というかお試しはこの金額ってこと。
「大丈夫、お金あるよ」を体験するための適切なバンジーの高さがこの金額。
本当にお金って不思議です。
支払う時には相当心揺さぶられましたが、お金との繋がりを感じ、繋がり方を考えさせられた出来事でした。