訓練4ヶ月経過(修了)
訓練もついに最終月に入りました。
年末年始休暇が9日間と長かったため、授業が再開して1週間は体が辛かったです。(最終的には胃の調子がずっと悪かった…)
さて、年末に就職内定をいただいたので、先生にご報告。
すると「就職状況報告」という書類の提出を求められました。
職業訓練を行う県の施設に提出する書類で、就職先から「確かにこの人を雇用しました」という証明のサインもいただかないといけないので少し手間がかかりました。
あと、契約書の控えも添付しないといけないので、届いたら追って連絡することになっています。
それと同時進行でwordの検定試験の2級の試験勉強も開始。
2級は受けたい人だけで、私も最初は受けるつもりはありませんでした。なぜならば入学当初の私のタイピング能力は10分間で350文字程度。一方で2級で求められるのは500~550文字。到底受かりません。
しかし、就職に向けてタイピング練習を繰り返していたおかげか、タイピング能力が飛躍的に向上し、なんと590文字まで打てるようになっていました。
すでに就職もしていて時間もあるし、チャレンジしてみようか…ということで受けてみました。
結果から言うと、不合格でした。
まぁ、合格した人は12月下旬から取り組んでいて、その間、私は就職活動してたわけで、実質対策できたのは年明けてからの10日間だけだったんで、それで受かるほど簡単な内容ではないですよね。2級は3級では全くやらない内容も含まれているし。
でもおそらく不合格の原因となった配点の大きいミスのやり方は一生忘れないでしょう…文字の折り返しめ…
不合格は悔しいけど、試験を受けることで理解度が高まったので、受けてよかったなと思いました。
修了まであと2週間となったあたりで、修了式で謝辞を読む人を選ぶ投票が行われ、代表が選ばれました。
文章も訓練生が考えるとのことで、代表から書いてほしいと頼まれたので書くことになりました。
とても光栄なことで、先生にも誉めていただいたし、嬉しかったです。
これについてはまた別のブログで書きますね。
1月は最終月なので、就職支援により力を入れて指導されていました。面接などで遅刻・早退する訓練生もちらほら…そして就職報告も毎日のように。
授業の内容としては、より実践的なパソコンの操作や電話応対、クレーム対応などのビジネスマナー。今まで勉強してきた基礎を踏まえながら、実際の職場を想定しての授業でした。
帰宅してからは謝辞を書き、翌日には代表に見せる…ということを繰り返し。
ついに1月31日、修了式の日を迎えました。
午前中は主に書類書き、修了式は午後から。
修了証書をいただきました。
祝辞として、訓練校の社長がお話しされました。
「この修了証書は、あなたがこの訓練をしっかり学び終えて、この職務能力を持ってますよと、国が認めたものです。自信を持ってください。
4ヶ月間、体調が悪い時もあったでしょう、子育てや介護が必要な家族が大変だった時もあったでしょう。それでも4ヶ月間、がんばりましたね。通い続けられましたね。だから就職先でも大丈夫です。通えますよ。
集団訓練ですから色んな人がいました。正直、不得意な人もいたと思います。就職先でも色んな人がいます。でも大丈夫です。もうそれはここで経験しました。
これから先、何度となくこの修了証書が必要になる時が来ます。だから絶対に大切にしてください。」
社長の言葉の力が凄すぎて、胸にグサグサと突き刺さる。涙が止まらなかった。
正直言って、この4ヶ月間で体調が良かったのは12月だけだった。良い時に就職活動できたのは幸運だった。
睡眠に気を付けて、食事に気を付けて、心の変化に気を付けて、出過ぎないように気を付けて。本当に通い続けることが最優先だった。みんなが当たり前にできることを一生懸命取り組まないといけない。辛いんだよ。
そういう気持ち、分かってるよと言ってもらえたような気がした。
ビジネスマナーや接客スキルもしっかり勉強したわけじゃなくて働く中で身に付けただけだから『間違って』いるかもしれないし、『正解』が知りたかった。
自信はなかったけど、国に認められたものをやったんだって自信を持っていいんだ。
そう思ったら涙が止まらなかった。
謝辞は立派な読みっぷりで、この人に任せて良かったなと思った。
緊張で声が震えながら読まれる自分の文章。緊張が伝染してくるようだった。
修了式が終わると、明日以降の話と通知表のようなものが配られました。
ジョブカードの様式の一つで、訓練でこういうことを修めましたと証明するものみたいです。
タイピング能力だけA評価でした!
自分でもスキルアップしたなと思っているので、評価されて嬉しい。
その後は一人ひとり前に出てコメント。
まぁ、私は社長の言葉ですでに泣いてるので、泣くよね(笑)
訓練生みんなから先生たちにお菓子の詰め合わせとお手紙の贈呈。
このお手紙も私が考えました。
あと、個人的に、感謝を込めて、訓練生一人ひとりにチョコをプレゼントしました。渡しながら話もできたから良かったかな。
最後はいつものように号令して終わり。
長かったような、短かったような、職業訓練は無事終わりました。
また別のブログで統括します。