謝辞の書き方
職業訓練 修了式の謝辞を書くことになりました。
ネットで文例を検索したんですが、文例が全然なくて困ったので、今回、私が書いた文章をネットにあげときます。
どなたかの参考になれば幸いです。
ちなみにビジネスマナーの先生から「過去5年間の謝辞の中で一番良かった」と褒められました。
早速行きます。コレです。
私が受けた職業訓練は県の訓練機関が民間企業に委託して行われた訓練です。
なので謝辞の相手は県の機関です。
普通、謝辞を書く流れは、
感謝→エピソード→今後→祈念
って感じなのですが、県は報告は受けてるでしょうが、訓練の様子をずっと見てきたわけではないので、エピソードで思い出話をされても、ちっとも嬉しくないんですよね。
なので県にとって何を言われたら嬉しかったり参考になったりするかなと考えたところ、訓練の機会を与えてくださったこと、集団訓練の良さを感じたこと、就職に繋がったことを感謝の言葉とともに伝えようと思いました。
その上で、実際に指導し、4ヶ月間直接お世話になった委託企業の先生方にも感謝を伝えるという形にしました。
エピソードの部分は、訓練生みんなに共通する話題にしないといけないので、みんなからネタを提供してもらって、いったん全部文章に起こしました。(初稿)
そしたらA4用紙2枚分になってしまって、読んでみたら5分になってしまいました。
だいたい3分くらいに収めた方がいいと他のサイトに書いてあったので、投票で訓練生代表に選ばれた人と、その隣の席の人に協力してもらって、だいたい1枚分にまとめました。(第2稿)
その後、帰宅してからエピソードの部分以外の文章を少し直して、翌日みんなに読んでもらいました。(決定稿)
私が書く上で気を付けたことですが…
表現の仕方は他にも色々あるのですが、例えば、私は保育園の卒園式や小学校の卒業式の保護者の謝辞の文例をいくつか見て、自分の気持ちに合った表現を取り入れて書いてみました。
やりがちなのが、二重敬語ですね。例えば、「ご覧になる」を「ご覧になられる」というのは二重敬語で間違いです。
また、書いてある文章を読んで伝えるので、書き言葉と話し言葉をうまく融合させた文章にした方がいいと思います。実際に読んでみて、読みにくいところや、聞いてパッと分からないところは別の表現に変えるなど、工夫が必要です。
あくまで感謝を伝えることが目的だということを忘れないように。エピソードをダラダラと読むのは控えた方がいいと思います。思い出に浸って自己満足するのは私たちの方だけです。
以上のことに気を付けて書きました。
誰かの役に立ちますように。