お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

11月の精神科通院

なんか精神的に不安定になってしまい、訓練を欠席しました。

 

11/2、漢方内科を受診。

気分がハイになっていて、今まで「桂枝人参湯」が処方されていた漢方薬に「抑肝散」がプラス。

その名の通り、上がり過ぎた「肝」を抑える漢方薬です。

それで良くなるかな~と思ったんですが、11/4の夜に泣きたい気分になって、でも泣けなくて、眠れないからアルプラゾラム飲んだけどすぐには効かなくてしばらくしてやっと寝つけた。

あぁ、もうこれはだめだな、と思って、もう休もうと決めての服薬でした。

11/5、欠席の電話したら泣いてしまった。

部屋の中は掃除してなくて汚いし、洗濯物も洗い物も溜まっているし、ぼちぼち体を動かしてみた。全く気持ちが晴れるわけでもなければ集中して忘れるわけでもなく、ただ単に家の中が片付きました。

病院行って、診察室入ったら泣いて。

いつものように近況を話して、でもいつものように考えがまとまったり、話すことですっきりしたり落ち着いたりすることなく、ただ感情のおもむくままに話して泣きました。

泣けなかったので、泣けてよかった。

私はうつ病なので、落ち込む方向には慣れているのですが、ハイになる方向には慣れていないので、気が付いたらハイになっていて、言い過ぎて人を傷つけてしまって初めて「おかしいな」と気付いた。

診断書を最近見る機会があって、その中に「易刺激性」という項目に〇がついてた。

中学生くらいから「私はリアクションがでかい」と思ってはいたけど、それは出力の話で、刺激を受けやすいという入力の話だとは理解していなかったので、今回初めて知った。

言い過ぎて人を傷つけた件はまさにそれで、びっくりして上がったテンションのまま言ってしまった。

おそらく「びっくりする」ということは瞬間的なことなので、それをコントロールするのは難しいと思う。問題はその後で、びっくりして上がったテンションを下げられるようにするか、上がったまま発言しないようにするか、できるようになれればいいのかなと思う。

多分、初診時くらい泣いたし、精神的に混乱していると自分では思ったので、先生に「ハイになったらどうやったらいいですか」と聞いたら、「さっきあなたが言った通りに下げるか、話さないかでいいですよ」と言われたので、いつものように一つ一つの出来事を自分なりに感じたり考えたりして結論を出していくということができているのかなと、少し安心したけど、それから先生は「それを試行錯誤してやれるようになっていく」と続けた。

それを聞いて私は、もううつ病歴20年になるのに、まだ試行錯誤しないといけないのか、と思って愕然とした。同じ時期に発症した片頭痛はもう大体の対処法が分かって対応できているのに。

訓練に対してもそうだが、持病に対して周囲の人が聞きたいのは「こういう症状があった」ではなく、「対処できてるから大丈夫」なんだと思う。

でも「対処できる」って言えるようになるまでにはかなりの時間を要する。

症状を体験することを繰り返して、分析して、その通りか試して、修正して、やっとそれを言える。

それをもう訓練が始まってる今からやるのか。

おそらく今からやっても間に合わない。

でも言えないといけないと思って、ただ症状を感じることではなく、分析ばかり、考えることばかりしていた。

頭に入ってくる情報が多すぎる。

まとまらなくて頭が痛くなってくる。

 

「自分を知る」ということをやろうって思った時に、ジャッジせずにただ感じることをやった。それに戻ろう。ただ、戻ると泣きたくなるから困るけど。

まだ社会に戻るのは早かったのかもしれない。

今からやっても間に合わないなら、卒業するまでどうやって乗り切るかだな~