主人を評価していないのは私だった
何ヶ月か前に、心屋仁之助さんがブログでこんなことを言っていました。
「私ががんばって働かないと生活できないでしょ!?」と思ってがんばっているのは、あなたが旦那さんの稼ぐ力を信じてないってこと。「あなたはこのくらいしか稼げない男だから足りない分は私が稼がないといけない」って思っているってこと。旦那さんの稼ぐ力をあなたが信じてあげて。そしたら旦那さんの稼ぎも上がってくるよ。
確かにそうだなと思いました。
毎月の予算を考えて主人の収入がいくらで…と考えることが習慣化して、いつの間にか「主人は〇〇万円稼ぐ」と固定してしまっていました。
別にそれ以上稼いだっていいのに、自分がそう信じてしまっていて、しかもそれで足りないとイライラしながら働いて。なんかバカみたいだなって思いました。
うちの主人はもっと稼げる。私が惚れた最高の男!
そう思って、以前だったら「働いていないのに自分の好きなものを買うなんて」と遠慮していた物でも「主人が稼ぐから大丈夫」と思って買うようにしました。
すると主人の会社の給与体系が変わって、以前よりお給料が上がりました。
すごい!本当に上がった!と感動しました。
しかし、それから私が職業訓練に通い始めると徐々に下がり始め、今月は以前と同じ額まで下がってしまいました。
なんで??私が働いたらいけないの?別に足りないから働こうと思ったわけじゃないのに。
疑問と同時に私は不満でした。
うちの主人は他の人がやらない難しい仕事もやっているのに、何の手当もつかない。正当に評価されてない。評価されればお給料にも反映されるはず。お給料が上がっていないということはちゃんと評価されてないということではないの?
そして今日、私は確定申告の準備をしていました。会社で年末調整はしてもらっているのですが、医療費控除が受けられるので、その一覧を作成していました。
控除額を算出するために、主人の源泉徴収票を見ていました。
一年経つと源泉徴収票のどの数字を使うのか忘れてしまったので、昨年の確定申告の控えと照らし合わせていると…
なんと、年間の所得が20万円も増えていました。
驚きました。
年収が増えていたんです。
お給料が増えているということは、会社はちゃんと主人を評価していたということ。
それなのに私は評価されてないと、「ある」のに「ない」と言っていたんです。
そうです。
主人を評価していないのは私だったんです。
…それに気付いて、涙が出てきました。
そういえば、最近ずっとお金がないから使わないということばかりしていました。
私が好きなアーティストのCDも、家計にお金がないから、実家の手伝いをした時にもらった臨時収入で買いました。
「信じる」「主人は稼げる」と言いながら、行動が伴っていなかった。
思っていることと言うことを一致させる。
言うことと行動を一致させる。
それをやっていかないといけない。
じゃあ、私は私が稼いだお金を何に使うのか?
貯めてもいいけど、何のために貯めるのか?
お金に対する考えを深める必要があるなと感じました。