お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

感冒性胃腸炎②

 

続きです。

 

自分の体に無理をさせ続けていたことに気付き、本当に大切にしなければならないと決意した前回。

だけど、大切にする方法が分からない…

複数のネットの記事を読み、自分で実践して感じたことをベースに、自分なりの養生を見つけていきます。

 

3/15(火)

前日は20時くらいに就寝。中途覚醒し、再度寝付くのに時間がかかったけど、合計9時間寝ました。

みぞおちの左側だけ硬く、今朝は胃痛がします。

消化器科の医師のYouTube動画で胃腸炎について勉強。「消化のいい食べ物」とみなさん仰るけど、具体的に何なのか調べる。だいたい自分の実感と同じだったので、今まで食べたもので大丈夫だったもの、ダメだったもの、食欲が向かなかったものをリストアップ。内容は前回ブログに書きました。

 

朝食に味噌汁と豆腐を食べる。

食後に排便あり。下痢だがほとんど水のようだった昨日より良い。

 

昼食にどん兵衛のそばを食べる。

あとのせサクサクのかき揚げは無理そうだったので、初めて何も乗せずそのまま食べる。

美味しい。出汁が良い。

食べた後のトイレ駆け込みもない。胃も落ち着いている。

 

いつも食事は2食だった。

朝8時か11時。17~20時。この2回。

だけど今日は朝、昼と2食を食べていて、17時の時点ですごくお腹が空いている。

消化の良いものってすぐお腹空くんだな。

これなら3食食べないといけないな。

これが1日3食の正しい姿なのかも。

 

夕食に鶏団子ポトフを食べる。

鶏ガラスープに鶏団子、じゃがいも、キャベツ、エノキ。

本当はエノキ入れたくなかったけど夫がいつもの鍋の感じで入れちゃった。

うちは「作った人が一番偉い。文句言うなら自分が作れ」がルール。黙ってよく噛んで食べました。

30分後トイレへ。お尻から血が出た。

 

今日も20時くらいに就寝。

 

3/16(水)

また中途覚醒し、3時間と4時間睡眠。

胃が時々痛い。お腹がすごい鳴る。昨日より状態がいいです。

 

今日は実験です。

最近、「朝食後に下痢するけど、そのあとは一日便が出ない」という状態が続いています。それなら、出勤時間までにトイレを終了できれば仕事に行けるのでは…と考えました。

今日は仕事は休みの日ですが、仕事の日と同じように過ごし、間に合うか実験です。

朝食に味噌汁と豆腐を食べる。

30分経っても便意なし。出勤時間になったので20分運転して会社の駐車場に到着。10分くらいしたらお腹がぎゅるぎゅるし始めました。

また20分運転してスーパーへ。買い物中腹痛が来るも我慢。帰宅してトイレへ。

食べてから1時間半後に便意をもよおすことが分かりました。

つまりあと1時間早く朝食を食べておけば間に合いそうです。

単純に1時間早く起きるか、朝の支度の順番を入れ替えるか、調整が必要です。

 

昼食にどん兵衛のうどんを食べる。

今度はきつねのお揚げを外してうどんだけ。

美味しいけど、少し物足りない感じと、麺の一部が硬かった。

 

胃の気持ち悪い感じがなぜか復活。でもお腹は空いているし、食欲もある。

昨日の鶏団子ポトフを食べる。ジャガイモがさらに溶けてドロドロになっているが私は好きなので問題なし。

どんぶりいっぱいに注いで鍋を水に浸けたが、半分くらい食べたところでお腹いっぱいになってしまった。

子供の頃のクセで「注がれたものは全て平らげなければならない」と思い、無理して口に入れてしまおうとするが、「ラップをして明日の朝に食べればいい」と思い直し、夕食終了。

 

22時就寝。

 

3/17(木)

6時半に起きるつもりだったが、3時間寝たら強烈な尿意でトイレに行き再び寝るというのを2回繰り返し、眠くて起きられず、7時半起床。

胃が気持ち悪いというか消化がまだ終わってない感じ。胃痛。便意なし。

 

朝食に昨夜の残りの鶏団子ポトフ。30分後トイレへ。

昨日とは違い、出しても腹痛と便意がいつまでも続き、なかなかトイレから出られない。

 

会社に欠勤の連絡をした際、「長くなっているので、お薬の相談を医師にしてみてください」とアドバイスをもらいました。

私は「病院に行きたいんですが、点滴の痕で両腕が痛くて、相談したらまた針を刺されるんじゃないかって不安なんです」と答えました。

するとなぜか言いながら涙が出てきました。自分でもよく分かりません。

「そうなんですね。では点滴以外の方法で何かできることはないか合わせて相談してみてください」と言われました。

正直なところ、もうジタバタしたくなかったのですが、一応病院に電話してみました。

するとやはり来院することになり、点滴と言われましたが、本当に嫌だったので「他に方法はないでしょうか」と聞いてみました。

「ではツボの治療をしましょう」と仰り、鍼灸院へ。

鍼灸師の先生にこの10日間の話をしました。

話しながらまた涙がボロボロと出てきて、やっと自分が限界だったことに気付きました。

 

鍼灸院ではお灸をしました。

仰向けの状態でお腹に壺のようなものを置き常に温める。

両足の膝下の胃や腸の経絡、両腕の肘と親指のツボはお灸を貼って温めてはがしてを順番にやって5回くらい繰り返す。

以前お灸をしたときは熱く感じることが多く、使うお灸を一番小さいものにしていただいていたのですが、今回はほとんど熱さを感じず、2回ほど繰り返した辺りからやっと温かく感じ、最後には熱く感じました。

それだけ体の機能が動いていなかったようです。

次にうつ伏せになり壺のようなものを背中に置き、また両足の膝下と両腕のツボにお灸。眠かったので場所をしっかり憶えてません。

そのあとは手技でも体の硬さをほぐし、滞っていたものを流す。でもあまりに緊張が強く、強い力をかけるとそれに抵抗しようとしてしまうので「さすっただけ」に近いそうですが…私には十分な刺激でした…

施術の最後辺りは胃の気持ち悪さと腹痛が出てきて少し我慢しました。

 

お薬は今まで整腸剤が朝夕1錠ずつだったのですが、昼食後の1錠が追加。

また頓服で吐き気止め(ナウゼリン)も処方されました。

 

昼食にお茶漬け。なにかお菓子が食べたくてミックスナッツをよくよく噛んで食べました。

その後3時間くらい睡眠。施術のあとはよく眠くなります。

起きたら胃の気持ち悪さが悪化。

夕食にそば、豆腐。吐き気止め服用。

0時半就寝。

 

3/18(金)

2回中途覚醒しましたが、6時間睡眠。寝起きも悪くないです。

胃の気持ち悪さは昨日の夜より良くなってる。便は少ししたら出そうな感じ。

今朝は雨のせいか少し肌寒いですが、調子は悪くないです。

シャワー浴びて朝食前にトイレへ。まだ下痢だけど、食べ物に刺激されて出るのではなく、自力で出たことに感動。

朝食にそば、豆腐。吐き気あり、吐き気止め服用。

この体調なら仕事に行けるかも?と思いましたが、もう2週間休んでいて、ここで無理しても大して評価に関係ないと思い、大事をとることにしました。

洗濯、皿洗い、ブログ更新。

昼食にお茶漬け。

 

今日も通院。元々の2週間に1回の通院日は今日でした。

なので今の胃腸の状態を加味しての漢方薬の配合に変更。

・芎帰調血飲エキス顆粒 2g

・抑肝散加陳皮半夏エキス細粒 2g

・柴苓湯エキス細粒 2g

あと整腸剤(ビオスリー)は朝夕に戻りました。

2週間分処方されましたが、途中で必要だったら来ていいそうです。

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鍼灸院で今日もお灸。

お灸のおかげか調子が良くなったけど、胃の気持ち悪さが強くなったことを伝えると、今まで動いていなかったものが動き始めたからだそう。

食べ物が食べられないし、食べても下痢として出ていくから気が作られないし、体がガチガチで緊張も強かったので、気が流れていなかった。

それを昨日のお灸と手技で気を流し、緊張を緩めたので、流れ始めたが、まだ十分ではない状態…ということだそうです。

今日のお灸は温かさを感じたし、手技も昨日より痛くなかった。

でも実際は昨日より強めに押していたらしい。

 

施術を受けながら、食べ物について話をしました。

先日、お揚げなしのどん兵衛のうどんを食べたら、そのあと胃の気持ち悪さが悪化した。消化のいい食べ物によくうどんって書いてあるから大丈夫かと思ったけど…と話したところ、「うどんは小麦粉だからですね」と。

あ~、うどんが小麦粉からできてるという意識がなかった…

小麦はアレルギー物質として有名だし、グルテンフリーの食品が出てるのは知ってるけど、小麦のなにが良くないんでしょうか?と質問しました。

「日本人が昔から食べてきた食材ではないので、消化するのに時間がかかる。もしくは消化できない。普段は大丈夫でも、今みたいに調子が悪いときには避けておいたほうがいい」と。

なるほど…

じゃあ、チキン南蛮や焼肉だけでなく、ペペロンチーノやミスドのドーナツも全部治るまで我慢ですね…

なぜか私は胃腸の調子が悪くて食べたら絶対下すだけなのに、食欲がめちゃくちゃあるんです…

「食べたい!」という気持ちと、物理的にお腹が空いた空腹感が全く一致しておらず別々の感覚と感情のため、たまに満腹なのにまだ食べるということもあったのですが…

今回はただただ我慢するしかないので地獄です。

さらに食べたい気持ちは旺盛でも食べられる量は少なく、すぐお腹いっぱいになるため、食べたらもう次の食事のことを考えています…

まだレパートリーが少ないので、先生に食べていいものを聞いていたら、豆腐の味噌汁、焼鮭、卵雑炊など新しいメニューが出てきました。

お米もいいですが、魚とかタンパク質を食べたときって炭水化物とは違うエネルギーが溢れてくる感じがしますよね。

食事が楽しみになってきました。

 

さっそく夕食に焼塩鮭、そば。

鮭うま。塩味最高。この1週間で一番おいしい食事でした。

そしておやつにカール(うすあじ)…トウモロコシでノンフライなので大丈夫なんじゃないかと思いまして…

久しぶりのおかし…おいしい。こんぶの味がよい。

あまりの美味しさに、うっかり食べ過ぎるところでした。

食べてしばらくしたら、鮭の美味しさが口の中に戻ってきた。鮭また食べたい。

どうやらお菓子の幸せは一時的なようです。

 

この日は満月だったため、関連したツイートが多かった。

その中でサツキメイさんが「今回は無理を手放していくことが大切な星回りです」とツイートされていて、私にドンピチャなメッセージでした。

この数年、ずっと断捨離を進めてきました。

断(不要に入ってくるものを断つ)も捨(不要なものを捨てる)もやってきたつもりだけど、出すことの方に重きを置いていた。

なぜなら、もうすでに荷物がいっぱいの状態だったから。入れようにも場所がない。とにかく出して適正な量にして、入れるのはそれから。

そう考えて、家の荷物を捨てて量を減らしてきたし、宿便を出して5kgのダイエットに成功した。

でもそういえば、新しく買う服は厳選して買うのに、食べるものはあまり考えずに食べていた。

ストレス発散になっていたお菓子とカフェオレはきっと胃腸に負担をかけていただろうし、がんばって仕事に行くための薬はきっと胃を荒らしていただろう。

自分の好き嫌いが分からず、心に浮かんだ欲求に蓋をするクセを解放したくて、「これが食べたい」欲求に素直に食べた。心の負担を軽くする代わりに胃腸に無理をさせていたかもしれない。

何かのために何かが犠牲になる。

そんなことはもう止めないといけない。

正直、食べることにあまり関心がない。せっかく食べるなら美味しいほうがいいが、栄養を摂るだけならサプリメントでいい。料理も得意ではない。

そんな感覚が食事を疎かにさせた。

この感覚ももう止めないといけない。

「無理を手放す」。本気で取り組みます。