お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

「早く子供産まんとね」 が嫌な理由

【2018年04月25日】

 


「早く子供産まんとね」
みたいな言葉を言われると、
なぜか嫌な気持ちがする。

その理由がやっとわかった。

その言葉を言うってことは、つまり、発言者の価値観では、子供を産むことに価値を置いているってこと。

価値を置いているから、それを勧めるわけです。

子供を産むことが価値。

こうなると子供を産まない、産んでない今の状態がまるで無価値のように感じてくる。

「早く子供産まんとね」
という言葉は、
「(今のままでは無価値だから)早く子供産まんとね」
と同じことなのだ。

そしてそう信じているのは、他でもない、私だ。

仕事バリバリして社会に貢献するわけでもなく、
子供を産むわけでもなく、
夫に女として求められるわけでもない。
(夫とは仲は良いが、夫はあまり性欲がないタイプで、誘うのは専ら私から。夫に誘ってもらえない女の虚しさ・悲しさと言ったらない)

何の為に生きているのだ。
誰の為に生きているのだ。

不要の女。
無価値の人間。

私は私をそう思っている。

でも死ねないなら、
生きていくなら、
子供を諦められない。