お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

うまずめ

 

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手放せたと思ってたのに、また次の苦しみが出てきました~(苦笑)

 

2年くらい前に姉から石女って言われたのを思い出した。

文脈的に「子供を持たない既婚女性」という意味で言ったようだったんだけど、差別用語だって知らなかったのかね。

「石」って「その辺に転がってる価値のないもの」って意味があるんですよ。

逆に価値のある石には「玉」という漢字を使います。

だから「石女」という言葉は、ただ単に「子供を持たない既婚女性」ではなく、「女は子供を産んでこそ価値があるのに、子供も産めない価値のない女」という、とても時代錯誤な差別的な侮蔑の言葉なんです。

だからどんな理由であろうと、子供を持たない女性に対してこの言葉は絶対に使ってはいけない。

「あなたって生きてる価値のない人間よね」って言ってるのと同じです。

 

「え?ただ言葉の意味を知らなかっただけじゃない?」って思った人もいるかもしれませんね。もしかしたらそうかもしれません。

でもね、この言葉を知っただろう場面、例えば昔のドラマや世代が上の人の発言での使われ方は必ず差別的な言い方だったはずなんですよ。

例えば「うちの嫁は結婚して〇年も経つのにちっとも妊娠しない。石女なんて、とんだ貧乏くじ引いちまったよ」とか。

そういう使われ方を聞いてるのに差別的な侮蔑的な意味で言ってるなって分からなかったのだとしたら、それは「女は子供産んでナンボ」という価値観が正しいと思ってるからおかしいって思わないってことの証拠。

 

今まで色々お節介なこと言われてきたけど、その根底に差別意識があったなんて思ったら、ぞっとする。

 

「子供を産む」って本当は素晴らしいことのはずなのに、今では嫌悪感すら感じる。

女性が女性の尊厳を低めてどうすんのよ。

妊娠や子供の数をマウントの材料にしなくていいのよ。

そんなことしなくても、あなたの素晴らしさは変わらないのに。

なんかもう、うんざりです。