お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

2月の精神科通院

いつもは4、5週間おきの通院なのですが、今月は6週間空いての通院です。

その間に様々なことがあったので、かなり色々話しました。

ちょっと疲労感がひどくて起き上がるのも大変な起床でしたが、先生に話を聞いてもらってすっきりして帰ることができました。

頓服で処方されたお薬10錠1シートを1年かけて使うというスローペースの服用状況で、うつ症状もだいぶ落ち着いてきたんですが、月1で先生に話を聞いてもらう効果が今日は活きたなぁと。

 

お話している中で、泣くつもりなかったけど泣いてしまったという場面がありました。

高校の時にうつと片頭痛を発症していたと思われるのですが、当時は内科や脳神経外科など、いろんな病院にかかっても、どこからも診断がつかなくて途方にくれました。

よくわからない気分の落ち込みと毎日のように痛い頭痛で自分でも「私、どうなっちゃったんだろう」と不安にかられ、自信を失っていきました。

私の話を聞いて「それは辛かったですね」と寄り添ってくれた人は誰一人いなかった。

泣くつもりなかったけど涙が出てきて、それと同時に、当時の大人たちに対する怒りや恨みのような気持ちが出てきました。

 

私の頭痛に対する少し頑なな気持ちの元はここにあるのかもしれないなと思いました。

日常の中で片頭痛の持病を持ってることを言う機会があった時に、たまに、「こうするといいみたいよ」みたいなアドバイスを言われる時があります。

もしかしたら本当にいいのかもしれないし、デタラメなこともあるかもしれないし、いい方法なんだけど私には合わないだけということもあるかもしれません。

良かれと思って言ってくれたんでしょう。

ありがとう。

でもね、気持ちだけ受け取っておくよ。

私はそれを試したりはしません。

なぜなら、そういう人体実験はもう10代20代の時に散々やってきたの。

15歳で発症して20年間、いろいろやって、自分に合うやり方見つけて、それで体調整えてやっと仕事してきたの。今日あなたに会えたのもそのおかげ。

もうね、人体実験に挑む勇気、出ないし、そんなエネルギーの使い方しないの。

なーんか簡単に言ってくれるけど、それ試してダメだった時に痛みで苦しむの私だから。

自分の経験や知識にどんだけ自信があるのか知らんけど、病気だけ見て人を見ない、寄り添うような言葉掛けもないようじゃ、そのオススメの方法も試してみようかって気持ちにならないよ。

この「分かろうともしなかったくせに」というのが、10代からずっとくすぶってる感じがしますね。