お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

気持ちの強さ

やはり6月は調子が悪い。

毎年のことだが、6月は初めて精神科にかかった月だからか、梅雨だからか、私が六星占術でいうところの水星人で6月が健弱にあたるからか、よくわからないが、毎年6月は体調が悪い。

頭痛もするし、メンタルも落ち込むし、昨年からは喘息を患ったので呼吸もしにくくなる。

 

何か言葉の断片が頭の中をぐるぐるしているが、形になって出てこない。形成の助けになるかと思って過去のブログを遡ってみた。

そこには「自分の人生を変えたい」と強く願い行動する私がいた。

今の私にその強さはない。

そうか、体の芯に気持ちが一本通った潔さ、あの感覚が今の私にはない。

今の私は体調の良し悪しに振り回され、それによって一日を決められてしまう遠い過去の私と同じ。自分がどうしたいかではなく、何が許されるのかに身を委ねていた過去の私と同じだ。

そんな自分とは当の昔に離れたはずだった。でもそんなに昔のことではなかったのかもしれない。離れたい気持ちがあって、ずいぶんとあの感覚を感じずに済んでいたから「コントロールできている」「距離を置けている」と思いたかったのだろう。

でも、それは簡単に戻ってくる。離れるのには多大な労力と繊細な注意が要るのに。

「またやり直さなくてはならない」「またここに戻ってきてしまった」そういう思いが、私の中を占め始めると、「自分を変えたい」「人生を変えたい」なんて気持ちは起こらなくなってきて、結局目の前の家事をやるのに精一杯の状態になる。

2週間前に本を手放して、続いてCDを片付けようと思って広げたけど、「選ぶ」「決める」ということが出来なくてそのままになっている。

まぁ、手放す前にパソコンに取り込んでから手放そう、なんて手間のかかることをしようとしてるから先に進まないのかもしれないけど。

判断力が低下している時は明らかなごみとか、捨てやすいものから手を付けていけば少しずつでも進むかなと思って、やれるところから進めてはいるけど、とにかく眠くてそれすらできない時もある。

7月の頭に土星がやぎ座に戻るので、それまでに片付けてしまいたいなと思っていたけど、それには間に合わなそう。

仕事の研修は6月までで、7月からは独り立ちしなくてはいけない。

環境は少しずつだけど、確実に変化していく。

それに対応できないかもという不安はない。きっと適応できるようにどうにかこうにかやると思う。けど、どうにかこうにかの時期は多少辛さを感じるはずで。独り立ちにゴーサインがまだ出ていない今は、その辛さに立ち向かっていける気持ちの強さは持ち合わせていない。

実力は少しずつだけど、確実に付いてきている。

トレーナー役の先輩に言われたその言葉を頼りに、明日も電話を取る。

気持ちで押せない時でも行動し続けることできっと好転していく。

そう信じて体調管理に努めます。体が動かせなかったら行動はできないから。

コントロールできなくてもいい。何度でもやり直せばいい。自分と対話して自分を労わる。無駄な学びはない。そういう機会だと思えばいい。