「損してもいい」
前回のブログで「これを受けたい!」になった職業訓練。
さっそく職業訓練の窓口へ。
失業給付を受けている人がこの訓練を受けると、受給期間が訓練終了日まで延長されます。
私は90日受給できるのですが、この訓練の訓練期間(4ヶ月)延長されると合計7ヶ月受給できる!受給延長したいですよね。
でも受給期間と訓練開始日が所定の日数被ってないといけなくて、私の場合はそれは1日。
私の受給は予定通り受給していけば8月の終わりくらいで終了。でも受けたい訓練が始まるのは10月1日から!受けられない!!
「受講できる人の条件が色々ありますが、あなたの場合は受けられる可能性ありますよ。ただ、その間は収入がないですが…受講することはできますよ」
と職員の方は言っていましたが…できることなら延長したい…そこで
「あの~姑息な手かもしれませんが…受給期間の途中でいただかない日を作って、期間を後ろにずらして10月1日と被らせるということは可能でしょうか…?」
と聞いてみました。すると、
「それは分からないので、失業認定の窓口にご案内します」
ということで、別の窓口へ…
3人の職員さんのご尽力をいただきまして、結論としては、「1ヶ月ほど、働いてください」。
失業給付を受ける為には4週間に1回、失業認定を受けなければいけないのですが、その際、「4時間以上働いた"就労"」「4時間未満働いた"手伝い"」を申告しなければいけません。
「手伝い」をした日は減額して支給、「就労」した日は今回は支給せず、受給日数のカウントダウンはなし。
なので、1ヶ月「就労」すれば1ヶ月後ろにずれて、10月1日と被る、ということです。
さらに、「1日4時間以上、1週間で20時間以上の就労」となると、ハローワーク的には「就職した」と見なされ、一旦カウントダウンが完全に止まる。なので、その条件で短期のアルバイトに就いてくださいとのこと。
正直、私は気が重い思いがしました。
もう「生活のために働かなければならない」という働き方をしたくなくて、「自分を知る」ということをしながら、もう二度と暗い世界に戻らないために、働くなら無理のない働き方をしようと思ってきたのに。
給付の延長をしたいがために今、無理して働くの?
でも、生きていくためにはお金が要る。
それに、失業給付というのは前職で頑張って働いてしっかり保険料を納めてきたから受けられる権利であって、以前はそんなに長く勤めきれなかったから受給資格がなくて、それが今はあるんだから、その権利を最大限活用したい。そうしないと頑張った私が報われない。
そうグルグル考えながら、翌日は用事があって出かけました。
ついでに神社にお参りして、おみくじを引きました。
「焦れば焦るほど、騒げば騒ぐほど、苦しくなる。心を落ち着けて信心怠らずつとめてよし」と書いてありました。
あ!これ、何度か出たことあるやつだ!(笑)
た、確かに焦ってる、騒いでる(笑)
それから知人と会って話していると、知人が夫婦関係での悩みを話してくれました。
私は心屋さんの「めっちゃ族・ふーん族理論」を教えてあげようと思って、帰宅してから心屋さんのブログを読み直しながら、どんな風に伝えれば抵抗感なく伝わるか考えていました。
「他人にどう伝えるか」は一つの客観性をもたらしたのだと思います。
きっと心屋さんなら「損してもいい」って言うんだろうな。
ふと、そう思いました。
「今はゆっくりと自分に向き合っていたい」し、「この訓練を受けたい」なら、それだけをすればいい。
給付の延長を受けられなくて損したっていいじゃないか。
元々受講料は無料の訓練(テキスト代8000円位はかかる)。企業向けで有料でやってる内容を実費だけで受けられるんだから十分得してる。
そんな力技、使わなくていいんだよ。
「力技で得たものは本当は必要なかったもの」って心屋さん言ってた。
そんな気付きが、私の胸にポトンと落ちてきました。
「しなくちゃ」とか「この方がいい」とかそういうので自分の気持ちに蓋をしちゃいけない。
いつもそういうので行動してきたからついそうしてしまうけど、「したい」に耳を澄ませるって決めたから。今はそういう期間だって開き直ったから。