お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

訓練3週間経過

職業訓練に行き始めて3週間経ちました。

この2週間はwordの訓練を受けています。

 

私は2002年に大学に進学したのですが、私たちの下の世代は高校か中学でパソコンの授業があるらしく、大学でパソコンの授業をしてフォローしてあげないといけない最後の世代が私たちだったらしい。

大学進学時に初めてパソコンを購入し、シャットダウンの仕方すら知らなかった私は、パソコンの授業と大学生協で開かれていたパソコン講座を受け、インターネットの使い方、メールの書き方出し方、タイピング、ワード、エクセル、パワーポイント、印刷の仕方などを教えてもらった。

レポートの提出や卒論の発表ができるようにするのが授業や講座の目的だったので、そのレベルには達していたと思う。

パソコンの基本的な使い方とタイピングができるようになっていたので、社会に出てから特に困ったことはなかった。

まぁ、タイピングはいくら教えてもらっても自分で練習しないと仕方ないので、練習ソフトを使ってかなり頑張って練習したけどね。

 

そんな状態なので、訓練の内容の半分はもう知ってるしできる内容。

いつも自分がやってるやり方より早くて便利なやり方を教えてもらえたり、実際に仕事をすることを想定して教えてくれるものが出てきた時にメモをとる感じで聞いています。

いくら「パソコンは普通に使えます」と言っても、企業からすればどのくらいできるのか分からないので、それを分かりやすくするためにワープロの検定試験を受けることになっていて、今週は試験に向けての訓練内容になってきました。

 

検定試験の3級を受けるのですが、10分で350文字タイピングできないといけません。

2級が何文字で、1級が何文字でと主人に話していたら、これよりもっと多い文字数を要求される検定試験を高校の時に受けたと…

あれ?と思いました。

主人の高校は実業高校で、事務系の検定試験をいくつか受けたそうで、ワープロの検定の3級は高1の時に取ったそうです。

と、いうことは、今、私が受けてる内容って高1でやる内容ってことで。

いや、私は普通科高校に進学したし、中学高校までにパソコンの授業がなかった世代だから仕方ないといえば仕方ないのですが、どうりで就職できなかったはずだなぁと…

独身時代の24、25歳の時、事務職を希望して就職活動していたんですが、大学は卒業してるけど、事務職としての実力がどのくらいか分からない、実務経験が薄い人、採用せんわなぁ…

事務職はただでさえ狭き門。求人倍率0.3ですからね。私よりいい人材が山ほどいたに違いない。いや、そうなんだろうなって当時も思ってはいたけど、10年経った今、やっとそれを実感を持って納得したよ。

 

パソコンの基本操作とタイピングはどんな職業に就いても当たり前にできないと使い物にならないと思うので、普通科高校でもパソコンの授業で検定取るところまでやってほしいなぁ。

私みたいに勉強が得意なだけで職業意識のない高校生が今の時代にいるのか分からないけど、高校の時に強制的に取らされた検定が将来活きてくることもあるんじゃないかなぁ。

 

まぁ、これからは『ただ入力するだけ』みたいな仕事はAIの仕事になっていくんだろうけど。

だから『AIがうまく仕事できるように命令するやり方』を知るために、高校までにそういう作業を体験しておくってことをするようになるのかもしれない。

AIが聞き取りやすい発音の仕方を身に付けておくとか。

脱線しました(笑)

 

今のところ、余裕を持って、楽しく訓練に参加しています。

訓練を私の人生のどこにくっつけるのか、どんな人生を生きたいのか、考えています。