お手本は旦那様。

うつ、パニックを経験してやっとがんばることをやめた。「自分を知る」を続ける39歳女性の記録。

6月の精神科通院日

今日は精神科病院に行ってきました。

 

1月に過呼吸で受診して、1週間ごと、2週間ごとの通院を経て、今は月1で通院しています。

というのも、以前うつ病を患っていて、考え方の傾向として、うつ病パニック障害になりやすい考え方を持っているので、1月以来、過呼吸はもう起こってないんだけど、用心して通院を続けている。

 

通院すると、先生は必ず「この1ヶ月はどのように過ごしましたか」のような質問をされる。

なので私は通院前日に、この1ヶ月何があったか、あらかじめ頭の中でリストアップしておく。

でも今月は特に何もなく…(笑)

何か個人的事件もなかったし、

喘息の症状も安定してきて、特に咳も出なかったし…

ただ、5月の終わり頃に九州の南部が梅雨入りして湿度が上がったタイミングで生理がきたので、息苦しかったり、片頭痛がしたりはしたので、それを伝えました。

 

ところが、その息苦しかった時の話をしていると異変が…

 

その日は、雇用保険の失業給付を受ける人向けの説明会に出席していました。

学校の教室くらいの広さの部屋の中に30人ほどの人がいて、蒸し暑いのにエアコンもなく、扇風機だけで3時間行われました。

30人いるので空気が薄くなっていたんでしょうか…だんだんと息苦しくなり、胸や肩が動くような「ハー…ハー…」という呼吸になりました。

 

ここまでは単なる事実としてさらさらとお話ししていたのですが、

「その喘息の息苦しさと、過呼吸の時の息ができない感じが感覚として近いところにあるので…」

と言ったところで言葉に詰まり…なぜか涙が出てきて…

声を振り絞って

「怖かったです」

と言いました。

 

私、怖かったんだなって、気付きました。

過呼吸は1月以来起こってないし、喘息もだいぶ落ち着いてきて、今月は何もなかったと思っていたのに。

メンタルの不調に対する恐怖というものは私の心と記憶に深く刻まれていて、ひとたびそれに近いものが顔を覗かせただけで簡単に涙を流させる。

 

でも「私、辛かったんだな」っていつも気付けなかったり、かなり辛い状態にならないと気付けなかったりするので、気付いて良かった。

自分で気付くこともあるだろうけど、気付かないこともあるから、定期的に先生にお話しすることによって気付くということもあっていい。

大した症状がなくとも、話を聞いてもらうという医療を利用することで自分が生きたい人生を生きられるようになれればいいと思う。